船乗りあるある 3コマ漫画 10−12

船乗り3コマ漫画

船乗りあるある 3コマ漫画ー10ー 海が時化てる中で寝てる時に考えること

船には非常配置表があり、その内容は脱出時の各自の持ち物や救命艇の場所のことが記載されているものがあります。船が沈む前に自分の担当の持ち物を持って、指定された救命艇に向かうためですね。持ち物には食料、海図、コンパス、双眼鏡、双方向無線機、イーパブなどがあります。

乗組員の3分の1が交代するたび、ヘルメットを被りライフジャケットを来て救命艇に集まる訓練をします。その時に、一等航海士に持ち物を聞かれます。ちゃんと覚えとかないと怒られます。

船乗りあるある 3コマ漫画 ー11ー 電報事情

今は船舶電話(衛生経由)でも電報を送れますが、ファックスで送る方が船らしくて喜ばれたりします。会社の方が結婚すると船からよく電報を結婚式場に送っていました。

ただ、ファックスで送るとちゃんと電報が送れているか分からないで、私の上司は内容を間違えて送っていました。そうすると、NTTからファックスで間違えていますよーと返信が来るのです。

だいたい、台紙と合わせて1回3000円〜4000円ほどでした。安いのか高いのかは分かりません。

船乗りあるある 3コマ漫画 ー12ー 乗船前は日曜日のサザエさん現象×100倍

乗船前って、日曜日のサザエさんを見ると落ち込む現象の100倍落ち込みます。明日から月曜日の気分って皆さん分かりますよね。休暇で2ヶ月近く休んでいるわけです。それが一気に来るわけですから、もちろん落ち込みますし、逃げたくなります。船に一回乗ってしまえばいいのですが、それまでが逃げたくて仕方ありません。

私は毎回、タクシーで岸壁に向かう間「船いなかったらいいなぁ」と思っていました。そして、毎回「やっぱり、船いたー!」となっていました。

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