【薪ストーブ】設置するメリットとデメリット【家を建てる前に読んで欲しい】

薪ストーブ

こんにちは、みんみん(@naganomiiinです。

寒冷地に住んでる方は家を建てる時に薪ストーブの設置を考えるのではないでしょうか?
我が家は薪ストーブ歴2年目になります。
薪ストーブの火を見ながらウイスキーを飲むって最高じゃないですか?!
私は義実家に薪ストーブがあって最高だったので家を建てる時に設置しました。実際に使ってみてメリット・デメリットがだんだんと分かってきたのでまとめてみました。

薪ストーブの設置を検討されている方必見です!
今回は薪ストーブのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

部屋全体が暖かい

天井に取り付けてあるファンで暖かい空気を循環させるので部屋全体が暖かいです。
他の暖房器具にはない、じんわりとした火の暖かさがあります!

音が静か

暖房器具から出る風の音、作動音等がないので静かです。パチパチ燃える薪の音と燃えている薪が崩れる音しかしません。

ピザを焼いたり、お湯を沸かしたり調理に使える

薪ストーブの上ではお湯を沸かしたり、煮込みを作ったりできるのが最高です!ヤカンを置いとけば常に温かいお茶やコーヒーを飲むことができます。同時にヤカンの蒸気で加湿できるので室内が乾燥しませんよ。

薪ストーブの中では五徳を置いてピザプレートでピザを焼けます。チルドピザでも高温調理できるのでパリッと焼きあがります。薪の香りでチルドピザが高級ピザに。

実家ではスルメも焼いていました。つまみ食い最高です。

炎が見えるので癒し効果がある?

効果はわかりませんが、ゆらゆら揺れる炎を見ながらお酒を飲めば最高の癒し時間です。
炎が見えるって、なんかいいですよね。

デメリット

薪代が高い

薪代は1番のデメリットです。一冬約6万円かかります。
12月〜2月まで、毎日がんがん使用したらもっとかかります。

我が家では、朝から夕方はリンナイの温水ルームヒーターを使用し、特に寒くなる夕方から薪ストーブを使い始める感じです。土日は一日中薪ストーブで薪を燃やす日もあります。

この薪棚の薪、全部で約6万です。薪代と暖房代についてこちらに詳しく書いています。

薪ストーブ一台では寒いので他の暖房器具と併用が必要

12月〜2月の特に寒い日は薪ストーブ一台だと暖かさが足りないです。部屋の空気は暖かいのですが床が冷たいです。快適に部屋で過ごすには併用しないとダメでした。薪代が高いので温水ルームヒーターをメインで使用して、サブとして薪ストーブを使うようにしています。

我が家では床を暖めるためにリンナイの温水ルームヒーターを併用しています。
こちらがリンナイの温水ルームヒーターです。外の室外機でお湯を沸かしてお湯の熱で室内を暖めるので安全です。

子どもが小さいと火傷しないか心配

子どもが小さいと薪ストーブに触ってしまうのではないかと心配です。
我が家の薪ストーブは土間に置いてあるので、すぐには触ることはできませんが子どもから目は離せません。実家の薪ストーブにはリビングの床に置いてあるので柵がしてあります。それでも柵から手が入ってしまうので心配です。

床が汚れる

薪ストーブの扉を開けたりすると灰が出てきてしまい床が汚れます。

また、ストーブの中に溜まった灰をゴミ箱に移動させる時にパラパラと床に落ちてしまいます。

こまめな掃除が必要になります。慎重にゴミ箱に移してもどうしても灰が落ちてしまいます。

大量の灰が出る

一週間薪ストーブを燃やすとバケツいっぱいの灰が溜まります。この灰を処理する場所が必要になります。

我が家は敷地内の畑に捨てていますが、周りが住宅街だと処理に困るかもしれません。

着火や空気の調整を失敗すると家の中が煙で充満する

薪ストーブの着火を誤ると部屋中が煙で充満します。

また、薪ストーブには空気を調節する弁やレバーがついているのですが、その調節量を間違えると薪が不完全燃焼してしまい煙がもくもくと充満します。

慣れない間は、何回も家中をもくもくにしてしまいました。洋服が煙臭かった〜

煙突、薪ストーブのメンテナンスが必要

煙突掃除や薪ストーブ本体のメンテナンスが必要です。

薪ストーブを燃やすと煙突内に灰やタールが付着します。その灰やタールが溜まると火がついて煙導火災が発生可能性があります。そのためシーズン終わりに煙突掃除が必要になります。

我が家は真っ直ぐ屋根に煙突が出ているので楽ですが、煙突が曲がっていたりするとちょっと面倒です。

最後に

薪ストーブのメリット・デメリットはいかがだったでしょうか。

薪代はけっして安くありませんが、ピザを焼いたり、煮込み料理を作ったり、炎を見ながらお酒を飲んだりと生活が豊かになること間違いないです。

電気の暖房では味わえない贅沢な時間になりますよ。

ぜひ、薪ストーブを設置してみて下さいね。